米国発の金融不安は収束する気配がなく、東京株式市場も上がり目なしだ。18日の日経平均株価は反落。前日比84円25銭安の1万2803円70銭で引けた。年初来高値から下落率は12%に広がったが、「米国市場がボロボロなので、年初来安値の1万1787円51銭を下回る動き」(証券アナリスト)と痛手はこの程度で済みそうにない。
投資家に見捨てられた銘柄は、もうグチャグチャだ。年初来高値からの下落率は別表の通りだが、真っ先に不況に襲われた不動産関連企業がズラリ。その数、30社中16社にも及ぶ。
断トツの真柄建設は民事再生中。93.02%ダウンの6円まで下げ、紙切れ目前だ。4位のゼファーも資金繰りが悪化して18日、東京地裁に民事再生法の手続きを申請し、受理された。
「不動産業界は三菱地所、三井不動産、住友不動産などの大手以外は投げ売り。ゼファーばかりでなく、経営環境が厳しい会社が目白押しです。国内外の投資ファンドが物色を始め、M&Aをうかがう動きがチラホラ出てきています」
(大手証券投資情報担当者)
下半期のマーケットは、ますます波乱含みだ。
【株価暴落ランキング】
銘柄名/業種/年初来高値/株価/下落率
(1)真柄建設(特設注意市場銘柄)/建設/86/6/−93.02
(2)アーバンコーポレイション/不動産/1486/189/−87.28
(3)グッドウィル・グループ/サービス/29400/5280/−82.04
(4)ゼファー(整理銘柄)/不動産/87500/16990/−80.58
(5)ゼクス/不動産/93800/19170/−79.56/
(6)パシフィックホールディングス/不動産/126000/28950/−77.02
(7)ジョイント・コーポレーション/不動産/2110/506/−76.02
(8)ランド/不動産/114000/27480/−75.89
(9)創建ホームズ/不動産/58000/14590/−74.84
(10)フィデック/金融/115000/33750/−70.65
(11)サンシティ/不動産/31700/10260/−67.63
(12)シーズクリエイト/不動産/20850/6830/−67.24
(13)サンフロンティア不動産/不動産/175000/58500/−66.57
(14)インボイス/情報・通信/3430/1179/−65.63
(15)日本電波工業/電気機器/5590/1959/−64.96
(16)ガリバーインターナショナル/卸売り/7170/2560/−64.30
(17)ハニーズ/小売り/2705/979/−63.81
(18)ピクセラ/電気機器/830/305/−63.25
(19)クリード/不動産/225000/85100/−62.18
(20)フルキャスト/サービス/81000/30850/−61.91
(21)日本綜合地所/不動産/1540/588/−61.82
(22)アゼル/不動産/289/111/−61.59
(23)グリーンホスピタルサプライ/卸売り/133000/51500/−61.28
(24)アトリウム/不動産/2245/889/−60.40
(25)大和システム/不動産/1970/788/−60.00
(26)ジャパンベストレスキューシステム/サービス/101000/41600/−58.76
(27)レナウン/アパレル/816/340/−58.33
(28)武富士/金融/3100/1292/−58.32
(29)ローランドDG/電気機器/5630/2400/−57.37
(30)イビデン/電気機器/7490/3240/−56.74
※株価は7/17終値ベース
【2008年7月19日掲載】
