電子書籍の売り上げ動向と価格設定の妙

武器としてのFX5」を電子書籍で500円で販売し、「武器としてのFX1~4+動画解説付き」を12,800円を販売したところ、販売本数がほぼ同数という不思議な売れ行きになっております。

価格差的には電子書籍が25倍ぐらい売れてもいいはずなんですけどねー。

電子書籍はやっぱし売れないのか、はたまた動画コンテンツが思いのほか売れたのか。どちらなのかよく分からないですが、ひとまず「価格の心理学」ってこういうこと?

同じものでも売る場所や並べる箇所を間違えば売れないし、反対に、戦略的に販売できれば高く買ってもらうこともできる、というのが価格設定の妙味であろうかと思います。

以前「武器としてのFX投資」を出版した際に

500円は安すぎます。あまりに安いと逆に中身が無いんじゃね?と舐められるので、次回からはもっと値上げしたほうが良いと思います。

このような素晴らしい内容が500円の訳がありませんので。現実的なところとして3,000円ぐらいではないでしょうか。

というご意見を頂戴したことがありました。500円は安すぎるとのアドバイスはたいへんに嬉しく思いました。

ですが、99円本や100円本が大半の電子書籍のマーケットにおいては販売価格が500円でも割と高いという状況であり、情報商材にするには分量が少なめ、かつ体系立っていないという代物であるために、500円の値付けをしているという事情があります。

他方、周りのコンテンツが数万円という価格帯が多い情報商材のマーケットで販売する場合、500円という値付けは安過ぎてかえって信憑性を疑われる結果を招く可能性が少なからず存在します。

このように、中身は同一であってもマーケットによって販売価格は変わるのです。

電子書籍単品では大した儲けにはなりませんが、いろいろとパッケージングや価格帯を工夫すると案外面白いコンテンツ群を構築できたりします。言うなれば、枯れたコンテンツの水平展開であります。

プライシング(値付け)って何気に科学的だよね、と思う今日この頃。

武器としてのFX投資5 内容紹介

「武器としてのFX投資」シリーズ第五弾、登場です。

武器としてのFX投資5をダウンロードする

内容紹介

去る2013年10月25日。
運用資金20万円を元手に、月利10%を目標に掲げ運用実験をスタート。

あれから時は流れ、約10ヶ月後の2014年8月。
「例の運用実験のその後」について、取引通信簿の各種指標を用いつつ振り返ります。

目次

私に1万円ください、2年後に35兆円にしてお返ししますので
まずは生き残れ、話はそれからだ
2013年10月25日~2014年8月2日までの売場記録
ペイオフレシオが上がれば、勝率は下がる
プロフィットファクター2.0の衝撃
両建てトレードの評価に最大ドローダウンが使えない理由
参考リンク

Kindle端末をお持ちでない方も無料アプリをダウンロードすればお手元のスマホやタブレットで閲覧できます。KindleアプリはiPhone、Android、iPadでご利用いただけます。

勝率93%の売買結果を公開します

武器としてのFX投資2」で運用資金20万円を元手に、2013年10月25日以来、月利10%を目標としてちんたらと運用を続けてまいりました。

「で、その後どうなったの?」というご質問をいくつか頂戴いたしました。

「実際増えてるの?」
「それとも溶かしたの?」
「結局、通算だとどんな具合なの?」

月利10%という利益目標が大それたものなのか、はたまたささやかなものであるかは議論の分かれるところかと思いますが、月2万円の利益と聞くと若干ショボい印象を誘発するようです。

しかしながら、ショボい利益であっても毎月コツコツと積み上げることができさえすれば、なおかつ運用自体にさしたる手間や労力も精神的な負荷もかからないとすれば、それはそれでアリだと考えます。

大損しないこと。これ、もっとも重要かなと。

では、具体的に日々どんな風に情報収集をし、どんな風に売場記録を付け、どういった具合に売場判断をして、どんなポジションを組んでいるのか。

そのコツ的なものを多少なりお伝えできたらなあと思い、2013年10月25日~2014年8月2日にかけての全トレード記録を収録した売場譜を公開しようと考えるに至りました。

同期間中、全トレード総数494回、利益決済230回、損切り15回、勝率93%となりました。

「損切り不要」とか言いつつも、実際には損切りする場面もありましたし。どんなケースで損切りしたかというと、ほぼほぼ似通った条件下だったり。

勝率93%とかだいぶ胡散臭いけど、取引あたりの利益額と損失額はどんなもんなのとか。勝率を高くするために、評価損のポジションを隠し持っているだけなんじゃないのとか。

ま、いろいろと疑問の余地があるかと思いますので。 この際なので、取引の全記録を公開いたします。今回ご用意したのは以下の12ファイルです。動画も作成してみました。

武器としてのFX投資 【動画解説付き】
武器としてのFX投資 動画解説付き

ご興味がある方はご覧くださいませ。

武器としてのFX投資4 内容紹介

「武器としてのFX投資」シリーズ第四弾、登場です。

武器としてのFX投資4をダウンロードする

内容紹介

継続してFX投資で利益を上げるためには、
「損切りこそが王道であり、両建てなど邪道だ」
とする説が根強く存在します。

両建て否定論者は勝ち誇ったようにこう強弁します。

「両建てはスプレッド分の手数料がかかり、証拠金が二倍必要となる。
 マイナススワップとなり、損失が生じるなど経済合理性がない」

・・・と。

それはたしかに一端の事実ではあります。
でも、本当にそうなんでしょうか?

更には、こんな某掲示板にてこんな意見もありました。

「ツナギ売る=両建ては、難しいとういより面倒くさいです。
 同じ通貨で両方見て成り立つように売買するのできめ細やかな配慮が必要です。」

ふむ、きめ細やかな配慮ですか。
正直、そんなの一切要らないんですけど?

ややもすると、両建ては意味もなく複雑で、非効率にも思えることでしょう。
ですが、コスト面ばかりを言い募る論者には見えていない側面も存在します。

本書では、代表的な両建て否定論を取り上げつつ、
「コスト的に不利なのに、じゃあなんで両建てなんかするの?」
という素朴な疑問に実例を交えつつ回答します。

目次

両建て否定論者に酷評されているらしい
コスト面での否定はあるが、メンタル面での議論は皆無
損切りか、両建てかは概ねフィーリングで決まる
某掲示板での両建てに関する会話
2014年4月、投資意欲が著しく減退した件
「損切りしないで、持ち続ける」と大損するのか検証してみた
「持ち続けること」と「損切り不要」は両立するか?
参考リンク

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両建ては、やっていてとても楽しいです

どんなトレード手法もそうですが、両建てトレードにも向き・不向きがあります。

両建てに有用性など何もない」と全否定する方もいますし、「数字のトリックを使っての両建て・つなぎ売買に優位性があるという嘘」などとAmazonレビューに★1つを付ける方もいます。

どんな評価をしていただいても個人の見解なので構わないのですが、ブログ記事への感想をAmazonのレビュー欄に書くのは少々イレギュラーかと思います。まあ、他人に編集されずに書き込めるのはここぐらいしかないからなのでしょうけど。

ちなみに、Amazonで実際に購入した書籍をレビューする場合には検証済み購入品というラベルがつくようですが、この数字のトリックが云々というレビュアー氏にはラベルがないようで。つまりは書籍を購入してないし、読んでもいないという可能性が高いということでしょうか。

仮に未読だとしたら、わざわざこんな長文レビューを提供して頂いてどうもありがとうございます。お陰さまで両建て否定派の生のご意見を拝聴する機会に恵まれました。

ここ数日「両建て使えねー」という方向の記事が続きましたので、★4つAmazonレビューを引用させて頂こうと思います。

FXで勝つためには。。。

エントリーではなく決済のタイミングであるということを強く感じています。そのためにどちらに動いても耐えることのできるポジションを構成することが全てである。。。と理解しています。

実際にトレードを行ってみると、連続性があり、そのたびにチャートを見て考えることをする必要がありませんし、やっていてとても楽しいです。

山田氏独自の理論は以前より注目しており、損切りしなくても負けが限定されればいいことですし、後からの逆転も望めるのが大きなメリットです。ただし、一方的なトレンドが発生した時に損切るのか、はたまた順張りの玉を建てて乗り切るのか、事前にルールとして決めておき、必ず守るということが大切かと思われます。

私は裁量と、半自動ルールを併用させてもらっていますが、楽に勝たせてもらっています。大きく勝てなくてもすこしずつ楽に勝てる方がいいですね。これからも新たなシリーズが出れば即買いたいと思いますし、期待しております。

はい、「売買に連続性がある」というのは片張りにはない特徴でして、実際にやってみないと字面だけだと理解しがたい概念だとは思います。

・・・が、いちど試してみるとよく分かります。

売買に区切りがないことで得られる最大のメリットは、「どこでエントリーしようか」とタイミングを測る必要性が薄まることです。

自分の手持ちのポジションと相談しながら、レートの変動を眺めつつポジションを増やしたり、減らしたりするというある意味めちゃめちゃ内向きな作業さえしておけば売買ができる状況になるので、ほぼほぼタイミングを測る意味がなくなるのです。つまりは「相場展開を読む」という方向性から解放されるのです。

なので、この内向きな作業を楽しめる人にとってはだいぶ面白いアプローチであると思います。

売りと買いのポジションを両方ウォッチしないといけないから余計に複雑になって頭がこんがらがるし、売買はもっとシンプルであるべきだ、という意見の人には向きません。

ただ、実際にやり始めてみて、ある程度慣れたらこれ以上にシンプルなアプローチもないとも思います。

チャート見るの疲れたとか、日中にトレードできる時間がないという方はぜひぜひ両建て手法をお勧めいたします。入門書としては、まずは下記の電子書籍をお試し頂くのがよいでしょう。

武器としてのFX投資をダウンロードする

実際に読んでみて、ご自身の肌に合わなそうな場合は容赦なく★1つを叩きこんで頂ければ幸いです。面白いレビューがあれば、誠に勝手ながらレビューに対する返答ないし回答記事も書こうと考えております。

損切りは「円満に離婚」するための技術である

前回の記事「両建て否定論者に酷評されているらしい」をアップしたら、その内容を言質にしAmazonレビューが燃えたようです。連鎖炎上?

またしても、栄えある★1つを頂戴した次第。さてと、それでは例によって火に油を注ごうではないか。我、新たなる燃料を投下す。

以下、Amazonレビューより全文を引用。

こちらの通り、両建てとは損切り+新規取引に比べて何の優位性も無くコストだけがかかる行為です
http://sal2.blog114.fc2.com/blog-entry-810.html

その記事を受けての筆者のブログで
http://www.tkc-bank.com/fx/2069/

>ポジション枚数を2枚にすれば損益分布は同じだという指摘は実際にその通りではありますが

損切りよりも両建ての方が有利だと言っていたのではないの?

>現実問題として負けた後にポジションサイズを大きくするのって基本的にご法度

これは筆者の推奨するつなぎ売りでも同じことで
1単位買い→買いが含み損の状態で1単位つなぎ売り→つなぎ売り外し→新規に1単位買いとすると、合計2単位の買いとなり
つなぎ売りした時点で負けているのにポジションサイズを倍にしています

また筆者のブログで、
http://www.tkc-bank.com/fx/comment/1628/

>「FXでのツナギ売買は無駄では?」という問いに対する答えは、「うん、だいたいにおいて無駄。でも、なかにはその非効率を愛する人もいるし、分かりやすくて効率的なことだけが価値ではないという意見があったていいはず

投資に非効率な事を持ち込んだら損失になるのは明白ですね。

両建てというのは損失を確定したくないと先送りするだけの行為です。自分の間違いを受け入れて損切りできない、相場で勝てない人の典型でしょう。

負けても損失を認めたくない!含み損が100万あっても確定益が10万だからまだトータルプラスだ!などと自分に言い訳をしたい方にとっては両建てというのは優れた手法なのでしょう。

反論1:損切りよりも両建ての方が有利だと言っていたのではないの?

どちらかが「あらゆる場面」において優れているなどという結論が導ける論題であれば、そもそもが議論の対象になり得ないはず。こういう場合ではこっちの方が有利だけど、こう言う場面ではこっちの方が不利だよね、という曖昧な決着になるのはある種の必然な訳です。

論題としては「持ち家か、賃貸かどっちが得か?」みたいなテーマと類似性があり、損か得かはぶっちゃけケース・バイ・ケースな点が共通するかと思います。てなことを考えると、どちらが損か得かに一定の結論を付与すること自体にあまり意味はなく、どういう使い方をした場合においてはどちらが損か得か、という状況設定こそがキーになると考えます。

つまるところ、どちらに利があるかは文脈依存的なのです。で、ぼくが提案しているのは両建ての使い方の一例でありますので、同じような使い方をした方が良いかどうかは運用者自身が個別に判断してくれればいいんじゃないかなーと思います。

反論2:つなぎ売りした時点で負けているのにポジションサイズを倍にしています

あくまで比較論的な記事であり、ポジション推移の差異が分かるようにごく単純にモデル化した内容です。実際に運用する場合は、どこまで損失が拡大するかを事前に織り込んでおき、無計画にポジションを拡大するような愚を避けるべきであると書籍中では明言しているんですけどねえ。

反論3:投資に非効率な事を持ち込んだら損失になるのは明白ですね

何をもって「明白」とするかこそ、挙証していただきたいですねえ。世界一の投資家であるウォーレン・バフェットの運用スタイルである「買ったら永久ホールド」というアプローチも、期間を区切れば「効率的」だとは言えない部分が多々あることでしょう。

効率か、非効率かが問題なのではなく、長期的なスパンでみて資金量が増えているかどうかが重要であろうし、実際に効率的かどうかはどういった時間軸で評価するかという視点を欠いたままに決着する代物でもないかと思います。

更に言えば、100万円の評価損に対して10万円の確定益があったとした場合、「トータルでプラスだ!」などと吹聴している訳ではありませんし、確定益に対して抱える評価損をいかに小さくするかというポジション操作をあれこれ考えているだけなんですけど。

まあ、そもそもが運用資金が1,000万円ぐらいあれば、別に100万円ぐらいの評価損があっても「一時的でありさえすれば」許容範囲だと思いますし。トラリピの考え方なんかもはやそれですし。要は資金量に比してどれぐらいの評価損まで許容できるかということを事前に考えてさえいれば、両建てすべきか、損切りすべきかは方法論の違いでしかないワケです。

あとは、概ねメンタル面の問題ですかねえ。

損切りするとポジションがオール・クリアになるので、また新たに投資に挑む気分をいちいち涵養させなきゃいけないのが億劫なのです。

評価損を抱えるのは投資プロセスの一部であるので、だったらそれを適切に「止める」ことさえできれば、いちいち損切りしなくて良くね?と考えるからこその両建てアプローチなのです。

だから、場合によっては損切りして身綺麗にすることもあるし、必然性がなければ切らないというだけです。

損切りか両建てかの選択は、破綻した結婚生活に対して、「離婚して心機一転しろ」か「妥協点を探って折り合え」というアドバイスに性質が近く、コスト面だけを勘案すれば事足りる訳でもないことは「明白」であろうと思います。感情面を抜きにして論じるのは片手落ちです。

投資活動において損切りは「円満に離婚」するための技術であり、両建ては「妥協点を見つけて折り合う」ための技術です。そもそもが方向性が異なるのです。でも、目指すところは一緒でしょう?お互い歩むべき道が違うというだけで。

もしも、「投資活動においてはコスト面だけを配慮すべきであり、感情面などは考慮すべきではない」とするのであれば、シグナル配信なり、自動売買なりを選択すればよいでしょう。運用結果を他人任せにしてもいい、というのであれば、ですけど。

でも、感情面を完全に排したトレードをしたとして、「その運用結果を実際に受け入れられるかどうか」には感情面がものすごーく関わってきますけど?

あらゆる運用の失敗の背後に感情は付きまとうものであるので、それをいかに「受容」するかというのは結構に大切なテーマだと考えております。コスト面だけを論じるのであれば、両建てアプローチなどは考えなくて結構です。

そういう方はぜひ「効率的に」市場と向き合って頂ければ幸いです。

キンドル本をパソコンで読む方法

「スマホやタブレットを持っていないけれど、武器としてのFX投資を読みたいのですが、パソコンで読む方法はないのでしょうか?」というご質問を頂きました。

キンドル本をパソコンで読むためにはいくつかの設定が必要ですが、一応読むことは可能です。たとえば、BlueStacksというAndroidアプリをWindowsで動かすソフトを利用した方法です。

▼参考リンク:Amazon Kindleの電子書籍をWindowsパソコンで読む方法【BlueStacks】

一説によるとBlueStacksはインストール/アンインストールなどに注意事項が多々あるソフトらしく、「自己責任でお試し下さい」という感じらしいですけど。

「キンドル本をpcで読む」などの検索タームでググると、いろいろ解説ページがヒットしますのでご自身のPC環境に合った設定をお探し頂ければと思います。

ツナギ玉は安全装置であり、同時に地雷でもある

燃(萌)えポジ乙。もはやラノベでも書くしかねえ」なるゴミ記事で売買の決済履歴だけを公開しましたが、裏側でどんなポジションを育てていたのかを示すと下図のような感じでございます。

売買が下手過ぎて泣けてきたので、もう公開処刑してくれろと半ば自棄気味なノリであります。

FX投資 収支報告

エクセルで管理している売買譜なのですが、ブログに表示できる画像幅の関係で「約定時間」「累積利益」「評価損益」「差引利益」の項目を削っています。

後から振り返ると、3月3日に【0-4】とした状況で3月7日の高値94.48円まで引っ張れていれば会心の出来だったのでしょーが。そんなの無理ゲー。

実際は90.816円で1枚利食い、91.502円で1枚利食いと忍耐力の欠片も持ち合わせていないのがモロバレですねえ。ただ、まあここまではさほど悪くはない流れかなーと。

あくまで後解釈ではありますが、しくじったポイントは3月5日の残り二手に尽きます。91.664円で新規売り、91.797円で決済売りの二手。

端的に言って、これがまあ早過ぎたと。もっと待てばよかったと。

そうすりゃ、その後の展開で買い玉2枚余っている状況だった訳で、91.691円の買い玉を92.702円決済売り、92.292円の買い玉を93.598円決済売りで都合23,000円ぐらいの利益になっていたはず。

その後の展開上、売り玉を建てることもなかったかもしれないし、そうだとすれば20,210円の損切りも無かっただろうになあと。

ま、すべてタラレバですが。一手間違えると結構に致命的という事案でございました。

ちなみに「武器としてのFX投資2で2013年10月25日から20万円スタートした検証記録」ですが、作中では40,000円だか50,000円だかの利益という暫定結果を導いていましたが、2014年3月9日現在トータルで+172,080円という次第でございます。

2月14日時点で+149,830円だったので、減ってはいないのが唯一の救いという感じ。

トレードはかくも難しく候う
つなげどもつなげども猶わが生活樂にならざり
ぢつと手を見る

FXでのツナギ売買は無駄では?

Amazonレビューで栄えある★1つを頂戴いたしました。

FXにおいて「ツナギ売買」がトレードにどのような利点を与えてくれるのか興味を持って読んでみました。結論から言って全く意義を見出せませんでした。

本書に書かれている利点はすべて普通のトレード(方張りトレード)でも行えることばかりです。しかも「ツナギ売買」を行うよりも単純でわかりやすい。

(2)も同時に購入してしまいましたが、そちらも普通のトレードで行う方がわかりやすく単純化できます。

はい、全く意義の見出せない書に対して、わざわざご意見どうもありがとうございます。

まあ、ツナギ売買は基本マイナーな手法ですし、万人向けでもないですので、片張りできっちりと利益を出せる方であればこのような感想になるであろうことも想像がつきます。

面白いのはAmazonレビューの★の分布です。

武器としてのFX投資 Amazonレビュー
現在6件のレビューを頂いていて、平均が星3.5なのですが、星3こがゼロなんですよねー。

要するに、「すげー使える」か「まったく意義を見いだせないか」のどちらかであり、中間はないと。両建ては使えるか使えないかの機能面での論点に絞れば、意見は真っ二つであり、歩み寄る姿勢はお互い皆無なのだろうと思います。

でも、これってあくまで機能面での話しかしてないんですよねー。

このレビューでは「片張りの方が単純でわかりやすい」ことを理由に「両建てに意義は見出せない」という結論を導いておりますが、そもそも「単純で分かりやすいことに重きを置いていない相手」に対してその主張は意味を為しません。

訳もなく複雑で、分かりにくいことを愛する人間だっているんですよ。ごく少数かもしれませんが。

両建ての面白いところは、いちいち白黒の決着を付けないところにあります。時間が経てば、白が黒にもなるし、黒が白になったりする。各々の立場は揺れ動いていて、それらをどう認識し、どう平和的に解決するかっていう妙味があるのです。

ふむ、灰色の美学。

そういった意味では、分かりやすさとは対極に位置する代物であろうと思います。和平交渉に失敗して泥沼化することもしばしばだけど。

「FXでのツナギ売買は無駄では?」という問いに対する答えは、「うん、だいたいにおいて無駄。でも、なかにはその非効率を愛する人もいるし、分かりやすくて効率的なことだけが価値ではないという意見があったていいはず。分かりにくくて、複雑だからこそ、従来の分かりやすいトレードに行き詰まりを感じている人や挫折した人の救いになることもあるよ。・・・ならないことも多いけど。余計に混乱することもあるけど」

とゆー灰色な回答をしておくことにする。

つまりどゆこと?

この星1つの評価は、ある意味では非常に妥当であり、煎じ詰めれば不当でもある。著者としては、愉快でもあり、不愉快でもある。でも、白か黒かの決着をつける必要性も特にない。そういう意見があったっていいし、そうじゃない意見だって尊重されるべきだろう。

両者を立てつつ、いちいち決着をつけない。それがツナギ売買の極意であるからして。

トータル収支を公開します

武器としてのFX投資2」では、想定資金を20万円、運用期間が2013年10月25日~12月2日、月利目標10%として実験をスタートし、その途中経過を電子書籍として綴りました。

まあ、でも評価損のポジションが残っているので、あくまで途中経過であり、期間収益がどうなるかは手持ちの全ポジションを仕切らないと確定はしない訳であります。

評価損ポジションの外し方次第で、その後の収支は増えたり、減ったりしますので。なので、一旦ポジション全部整理して期間収益を確定したいなと思いまして、2月14日現在ノーポジへと移行いたしました。

結果、2013年10月25日~2014年2月14日のトータル収支は+149,830円となりました。

2014年1月の高値が94.15円、安値が88.46円と一方的に下げて行く展開で、売り玉を外すタイミングを明らかに読み間違えて、裸の状態から最大4円幅ぐらい落ちるというアホな状況にも直面いたしましたが、まあなんとかかんとか利益を残すことには成功した模様です。

想定資金20万円に対して、3ヶ月半程度で+15万円であればぱっと見の利回り的には悪くはなさそうな感じでもあり、頑張った割には所詮そんなもん?とも思えたりもします。

・・・正直、もうちょっと上手にできたよね、てゆーかいつになったら上達するの?というのが偽らざる感想です。

はてさて、ポジションが一段落してしまうと、何だかもう為替変動が他人事のように思えてしまい、残念なる過去を検証する作業は少々気合入れないと取り組めない代物なのですが。

そのうち電子書籍でFX投資シリーズ第4弾として書こうかなと考えております。需要があるかどうかは知りませぬが。