どの程度の値幅で損切りするかはATR(20)で測れ
- 売買期間:2014年10月16日
- 獲得利益:+26,180円
- 運用口座:DMM.com証券
少々前ですが、過去の売買歴を更新します。
過去のAUD/JPYの値動きを見ると、10月6~9日まで高値95円台後半をウロウロしていたのが、10月16日に一時92円台を割り込み、24日には95円台までV字回復したという次第ですね。
値幅は一日の高値と安値の差を表していますが、10月13日~16日は一日に2円幅近い上下動があり、だいぶ荒っぽい値動きだったことがこの表からだけでも窺い知れるかと思います。
その隣のATR(20)という項目は、直近20日間の値幅の平均値です。10月6日の週は一日80銭程度の値動きだったのが、10月16日以降1日1円幅程度の値動きとなっています。
このATR(20)は、ストップロスの基準値として活用するのが一般的です。
たとえば10月6日の週では、1ATRの逆行をロスカットないしつなぐ基準とすれば80pips程度、2ATRであれば160pips程度となります。
同様に10月16日以降であれば1ATRの負けは約1円幅、2ATRだと2円幅程度の設定となります。
利食いは早くても死にませんが、損切りが遅いと即死の可能性があります。ですが、具体的に損切りのラインをどう見込めばいいのかよく分からないと言う方は、1ATRないし2ATRの値幅をロスカット値として採用するのをお勧めいたします。
ちなみに、勝率に拘る方は2ATRで、傷は浅めで留めておきたい方は1ATRでの設定が望ましいかと思います。
豪ドルが一日で2円幅落ちた件
- 売買期間:2014年10月10日
- 獲得利益:+33,630円
- 運用口座:DMM.com証券
先日AUD/JPYは高値95.80円をつけた後、本日93.80円まで急落下。
94円台半ばあたりにサポートライン的なものがあったはずが、それをあっさりとぶった切って94円割れました。
ここ数日の値動き激し過ぎて、ちょっぴり目眩がします。
軟調な豪ドル相場はツナギ向き
- 売買期間:2014年10月8日
- 獲得利益:+18,440円
- 運用口座:DMM.com証券
昨日AUD/JPYは一時94.70円まで売り込まれ、本日一転して95.80円まで反転するという慌ただしい動きを見せました。
で、繋いでいた売り玉を95円を割れたあたりで外し、本日再度ツナギ直した次第。米ドルは強気一辺倒だったのにちょっと陰りが見え始めましたが、豪ドルはここ2~3週間軟調な感じ。
ただ、95円あたりを基準に反転するので、上がる一方の展開よりはツナギ売るにはやり易い相場になったかと思います。
腐りかけの売りポジの賞味期限
- 売買期間:2014年9月25日~10月1日
- 獲得利益:+17,460円
- 運用口座:DMM.com証券
USD/JPYは10月1日に一時110円台に乗せるほど強気一辺倒でありますが、AUD/JPYは9月4日~9月9日の98.60円辺りを頂点として10月2日の95円台割れまで落ちるという展開。
そんな中、腐りかけていたAUD/JPYの売り玉がなんだか美味しく食べれましたと、まあそんなような報告であります。
でも、米ドルを104円とか105円台あたりで売り建てて、半ば腐りかけている方もいるだろうなーと思われます。廃棄するか、異臭がしても放っておくかは個人の衛生観念次第かと。
数カ月スパンでしつこく持つと、もしかしたら美味しくいただける・・・・・・かもしれません。大抵は、余計腐るだけですが。
動画教材作るのに、テンション低くちゃ駄目ですか?
売買期間:2014年9月23日~9月24日 | ||
獲得利益:+16,770円 | 通貨ペア:AUD/JPY | 運用口座:DMM.com証券 |
最近、エントリープラン編の投資理論を深堀りしたコンテンツをとある企業さんと共同開発しております。テキストをリライトして頂いたり、新しい計算ツールを作成してくれたりと、なんだか自分が何にもしないでも勝手にいろいろ出来あがっていく様は結構に楽しい感じであります。
で、当方の作業としては「実際のトレード風景を動画で撮ってくださいね」というものなのですが、とっても気合を入れないと動画を作ろうという気分にならない性質なようで、作業が遅々として進んでいない状況です。
動画、苦手だ。
というより、パソコンに向かってぼそぼそと一人喋ってるととっても虚しくなるのだが。「喋る」のと「書く」のって、ぜんぜん別の能力だよね。
ハイテンションで喋り倒すYouTuberの人たちってすげーよなと思う今日この頃。
ドル円急伸の裏で豪ドル/ドル暴落
売買期間:2014年9月3日~9月11日 | ||
獲得利益:+16,641円 | 通貨ペア:AUD/JPY | 運用口座:DMM.com証券 |
AUD/JPYは97円から98円台の高値圏をウロウロしているものの、米ドルがここ1週間で107円台まで急伸したため、9月5日に0.94の高値をつけたAUD/USDは9月11日現在0.904まで急落。
高値圏のものを売り向かって踏み上げるか、下げ途中のものを買い向かって更なる下落に巻き込まれるか。
上がっているものを素直に変えないへそ曲がりとしては、何にもやることがなくてたいへんにストレスフルな局面でありますが。暇潰しにAUD/USDを買ってみました。
昨日一旦反転を見せたものの、下げ止まる気配もあまりない様子。ふむ、0.90を割れたらさらに落ちそうですねえ。
落ち続ける限り、きっと「買い」をチョイスすると思うけど。
ユーロ爆下げ、豪ドル7連騰
売買期間:2014年9月4日 | ||
獲得利益:+4,420円 | 通貨ペア:EUR/JPY | 運用口座:DMM.com証券 |
豪ドルが97円を超え、こんな水準じゃ絶対買いたくねーとか思っていたら、いつの間にか98.50円まで噴き上がっておりました。今日で7連騰だか8連騰らしく、日々の値幅が大したことないのにしつこく下がらず、じりじり上げ続けるというよく分からない展開。
なーーんもやることなかったので、久方ぶりにユーロを売りまして。決済したらそこから更に1円幅近く落ちましたとさ。
それにしても、ユーロ売ってるのにスワップが付いてるって若干不思議な気分であります。
「リスク回避の円買い」という名の突発イベント
売買期間:2014年8月6日~8月8日 | ||
獲得利益:+7,540円 | 通貨ペア:AUD/JPY | 運用口座:DMM.com証券 |
AUD/JPYは過去3週間ほど鉄壁のサポートラインとして95円の壁がありましたが、8月6日に崩壊し、8月7日に94円台を割れるに至りました。
オバマ大統領がイラクへの限定的な空爆を承認したことから、リスク回避の円買いという突発イベントだったようですねー。
いつものように95円台前後で反転するものと売り玉を利食いしたらそのまま1円落ち、途中で買い玉仕入れて様子を見ていたもののなかなか戻らないので適当に利食いして再度仕込もうかと狙っていたら、94.70円近くまで戻すという残念な展開。
ふだんのほほんと生きているのでこういったイベントには逐一動揺してしまう次第でありますが、心理不安の表出として流れに逆らうトレードを無性に仕掛けたくなるという厄介な病理を抱えております。
世間がリスク回避行動をとると、リスクテイクする方向にポジションを賭けて、途中でビビるという毎度のパターンでありました。
日々、ショボい利益の積み重ね
売買期間:2014年7月29日~8月2日 | ||
獲得利益:+5,470円 | 通貨ペア:AUD/JPY | 運用口座:DMM.com証券 |
先週の売買記録。
AUD/JPYは95.80円より上は「売り」ということでちまちまとショートしていたら、7月30日(水)のみ一時的に96.13円まで上がりまして、あーもう落ちないから売り玉要らねえと撤退したら8月1日(金)に95.30円まで落ちるという有り様。
95.50円台付近ではちまちまロングしてましたが、95.80円台の売り玉をもう少し引っ張れたんじゃないかとか、95.30円台で拾ってあっさり決済した買い玉を手元に残しておけば週明けの本日に95.70円台まで反転してたのにとか、いろいろ残念な感じではあります。
ま、ひとまず損切りなしでプラスだったからよしとしておこうかなと。
評価損ポジションのドタバタ解消劇
売買期間:2014年7月18日~7月25日 | ||
獲得利益:+1,460円 | 通貨ペア:AUD/JPY | 運用口座:DMM.com証券 |
7月10日にAUD/JPYが高値95.99円を付けたのを見て、下がってきたからと建てた95.478円の買いポジを手元に隠し持っておりました。
そしたら、7月18日には94.39円まで落ちたので、22日に95.071円の売りつないで【1-1】としました。
要するに、95.478円の買いと95.071円の売りのセットなので、-4,070円ほどの評価損を抱えたこととなります。で、売りつないだ翌23日以降高値96円台まで上昇し、裏目感ハンパない状況となりました。
過去3週間の値動きは下図参照。
で、この裏目った【1-1】ポジションを解体する過程で、まず買い玉を先に95.685円で決済したら更なる上昇に見舞われ、手元には評価損が膨れ上がる売り玉1枚のみというシュールな状況。
この売り玉を手元に残す同義的な意味もないので、95.655円で損切りします。はあ、どこが損切り不要なのかと。
よく、「損切りしないと含み損がめちゃくちゃ増えるだけかと思うのですが、、、」といった類の質問を頂くのですが、損切りするか、両建てするかの違いはポジションが残るかどうかであり、主目的は評価損をいかに縮小させるかという点においては違いはありません。
そう、だからもうそのポジションを見限った時と、単に持つのが面倒になった時とかはさっくりと切ります。
ただ、売り玉を決済後ノーポジとなった後もまだ上げ続けて、95.80円~96円台を落ちる気配もなく推移していたので、ムラッと売りたくなる訳ですよ。なんせ、逆張り派ですし。上がっているものは売りたくなるという天の邪鬼なのでして。
で、売るんだけど上昇圧力が強い時にはなかなか落ちないので、建て値付近で撤退×7回をやらかしたのですが、最後95.847円で売り玉を利食いして手元に売り玉がない状態になった途端に95.60円台まで落ちると。
とまあ、そんな感じに裏目続きの一週間でありました。
このように評価損ポジションを解消しておりますが、裏舞台は結構にドタバタです。ま、-4,000円が+1,500円に化けたからよしとしておきましょう。
95.478円の買い玉をそのまま何もせずホールドしていて、96円台でしれっと売れれば+5,000円ぐらいになっていたハズですが、それは言わないお約束で。
今回の教訓は、無駄な玉を建てると解消するのに苦労するということですねー。
ただ、ある意味こんだけ判断ミスをやらかしてもトータルプラス収支になるんだという、再現性に乏しい見本として頂ければ幸いです。