ツナギ売りの具体的なやり方

具体的に、「ツナギ売り」ってどうやればいいのか?

たとえば、ドル円を1万通貨(=1枚)買い建てたとしましょう。この場合、ポジション表記は

売り玉の枚数 - 買い玉の枚数

という具合に表記すると、

0 - 1

となります。さて、ここで普通に損切りした場合、手持ちの買い玉が無くなるので

0 - 0

となりますよね。

では、「ツナギ売り」の場合だとどうなるのか?こうなります。

1 - 1

要するに、買い玉を建てた後、そのポジションを損切りせずに保有継続したまま、新たに売りポジションを建てること。それがツナギ売りの具体的なやり方です。

売買操作的には、決済売りをするか、新規売りをするかの違いしかありません。複雑なことはなーんにもありません。・・・よね?

ちなみに、この【1-1】ポジションですが、売り玉と買い玉両方が同時に存在している状態のため、両建てとも呼ばれます。

なんでこんな事するワケ?よくわかんねーよって思いますよね。

その意見は正しいです。だって、FX業者ですら両建ての意義を理解していませんから。

両建て戦略に関して、基本的にFX業者は非常に懐疑的です。「両建ては経済合理性を欠く」とのもっともらしい理由でデメリットばかりを強調します。真に問うべきなのは、メリットの方なんですけどね。

補足:ポジション表記について

今回はポジションの構築に役立つ豆知識をご紹介します。投資には二つのポジションがあるのはほとんどの方はご存知だと思います。

一つは買いポジション買い玉と言ったり、ロングなどとも呼びますが、全て同じ意味です)。

もう一つが売りポジション(同じように、売り玉ショートなどと表現します)。株式投資などの場合、売りポジションとは空売り(信用売り)のことですね。

で、売りと買いのバランスがどうなっているのかを簡単に表わせる表記方法があるんですよ。それが、これ。

売り玉の枚数 - 買い玉の枚数

売買対象とする通貨はなんでも構いませんが、仮にドル円を例に考えてみることにしましょう。1万通貨単位で売買する方の場合、3万通貨の売買であれば3枚、10万通貨であれば10枚といった具合に、取引する最小単位を1枚と規定します。

1000通貨単位で売買している方であれば、3万通貨の売買は30枚、10万通貨は100枚となります。ご自身が売買している最小ロット数を基準に適宜読み換えて考えてみてくださいね。当ブログでは、1万通貨=1枚と表現することにいたします。

ポジション表記の詳細についてはこちらをご覧ください。

下げ相場っぽい局面の対処法

下げ相場っぽい局面で、ツナギ売りを使うらしいと前回お話いたしました。

はい、では質問です。

あなたは今、買いポジションを持っているとします。投資対象は何でも構いません。株でも、為替でも。

明日はなんだか下げそうだな~、とか、実際にガンガン値下がりしている、まさにその時!

具体的にどうします?

1.見ないフリ・・・そのうち戻るだろ。下がんじゃねーよ、ボケ
2.さっさと損切り・・・ま、大損するよりいいだろう

傾向として、素人トレーダーほど1.を選ぶ傾向が強いです。で、予想以上に急落下する展開で致命的な大損をします。

これ、黄金の負けパターンです。

デモトレードとかだと余裕で損切りできるんですけどね。リアルマネーじゃないので。別に、負けても自分の懐は痛まないので。

しかしながら、損切りが上手にできないといずれ大損します。結局、生き残るのは2.を躊躇なく選択できるトレーダーだけです。

・・・でも、「損切り」って難しくないですか?
・・・できることなら、「損切り」なんてしたくないですよね?
・・・ただ、大損しないためには「損切り」って重要ですよね?
・・・これ、結構ジレンマじゃないですか?

はい、ここ結構に悩むところですねー。

生き残るためには、損切りは必要不可欠。でも、損切りなんて極力したくない。

実は「ツナギ売り」を覚えると、このジレンマはあっさりと解決します。損切りはしない。でも、損失額は限定できる。とまあそんな感じであります。

損切りを実行しないでも、損失範囲を限定できるようにならば、損切りする必然性ってないですよね?

じゃあ、具体的にツナギ売りってどうやるの?手順は実に簡単です。

ツナギ売りとは何か

「ツナギ売り」とは何か?

細かな原理はさておき、一言で説明するならば、一部のプロ相場師が愛用する超マニアックな投資手法です。

ちなみにウィキペディアを調べると、以下のような意味不明な説明がされております。

つなぎ売りとは株式投資についての用語で、信用取引を駆使した取引手法の一つ。相場の下落が見込まれる局面において、保有している「現物株」を売らず、同じ銘柄を「信用取引で空売り」すること。

・・・むむむ、何かの呪文でしょうか?

この説明だけでツナギ売りを理解できる方がいれば、間違いなく天才です。

どうやら株式投資をする際に使うターム(用語)らしいな。そんで、下げ相場っぽい局面で使うのか?ひとまず現段階ではその程度を御理解いただければ十分です。

いちおう補足しておくならば、別に株式投資に限りませんし、下げ相場以外でも使えるよーってとこぐらいでしょうか。更に言うならば、ツナギ売りは株式投資よりも断然FX投資との相性が良い、ということも覚えておいてくれると嬉しいなあ。

下げ相場っぽい局面でツナギ売りは効力を発揮しますが、明日はなんだか下げそうだな~、とか、実際にガンガン値下がりしている、まさにその時!あなたは具体的にどうしていますか?