FXでのツナギ売買は無駄では?

Amazonレビューで栄えある★1つを頂戴いたしました。

FXにおいて「ツナギ売買」がトレードにどのような利点を与えてくれるのか興味を持って読んでみました。結論から言って全く意義を見出せませんでした。

本書に書かれている利点はすべて普通のトレード(方張りトレード)でも行えることばかりです。しかも「ツナギ売買」を行うよりも単純でわかりやすい。

(2)も同時に購入してしまいましたが、そちらも普通のトレードで行う方がわかりやすく単純化できます。

はい、全く意義の見出せない書に対して、わざわざご意見どうもありがとうございます。

まあ、ツナギ売買は基本マイナーな手法ですし、万人向けでもないですので、片張りできっちりと利益を出せる方であればこのような感想になるであろうことも想像がつきます。

面白いのはAmazonレビューの★の分布です。

武器としてのFX投資 Amazonレビュー
現在6件のレビューを頂いていて、平均が星3.5なのですが、星3こがゼロなんですよねー。

要するに、「すげー使える」か「まったく意義を見いだせないか」のどちらかであり、中間はないと。両建ては使えるか使えないかの機能面での論点に絞れば、意見は真っ二つであり、歩み寄る姿勢はお互い皆無なのだろうと思います。

でも、これってあくまで機能面での話しかしてないんですよねー。

このレビューでは「片張りの方が単純でわかりやすい」ことを理由に「両建てに意義は見出せない」という結論を導いておりますが、そもそも「単純で分かりやすいことに重きを置いていない相手」に対してその主張は意味を為しません。

訳もなく複雑で、分かりにくいことを愛する人間だっているんですよ。ごく少数かもしれませんが。

両建ての面白いところは、いちいち白黒の決着を付けないところにあります。時間が経てば、白が黒にもなるし、黒が白になったりする。各々の立場は揺れ動いていて、それらをどう認識し、どう平和的に解決するかっていう妙味があるのです。

ふむ、灰色の美学。

そういった意味では、分かりやすさとは対極に位置する代物であろうと思います。和平交渉に失敗して泥沼化することもしばしばだけど。

「FXでのツナギ売買は無駄では?」という問いに対する答えは、「うん、だいたいにおいて無駄。でも、なかにはその非効率を愛する人もいるし、分かりやすくて効率的なことだけが価値ではないという意見があったていいはず。分かりにくくて、複雑だからこそ、従来の分かりやすいトレードに行き詰まりを感じている人や挫折した人の救いになることもあるよ。・・・ならないことも多いけど。余計に混乱することもあるけど」

とゆー灰色な回答をしておくことにする。

つまりどゆこと?

この星1つの評価は、ある意味では非常に妥当であり、煎じ詰めれば不当でもある。著者としては、愉快でもあり、不愉快でもある。でも、白か黒かの決着をつける必要性も特にない。そういう意見があったっていいし、そうじゃない意見だって尊重されるべきだろう。

両者を立てつつ、いちいち決着をつけない。それがツナギ売買の極意であるからして。

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■カスタマーレビュー
★★★★★あー、意外とこんな緩めの売買で良いんだなー
★★★★☆:両建ては、やっていてとても楽しいです
★★☆☆☆:あまりにFXトレードを軽視及び偏視し過ぎている
☆☆☆☆:FXでのツナギ売買は無駄では?