歯の欠けた所や、無くなった所を修復する治療を補綴(ほてつ)治療といいます。
ちなみにこの治療は私の専門分野です。歯を修復する(治す)方法は、
大きく分けると以下のようになります。
| 歯の状態 | 考えられる治療法 |
歯の一部が欠けた時 |
インレー |
歯全体に被せる |
クラウン |
歯が1本から数本無くなった時 |
ブリッジ、部分入れ歯、インプラント |
数本歯が残っているか、全く無い場合 |
部分入れ歯、総入れ歯、インプラント |
補綴治療は、口の中の状態を改善し、快適に噛め、話せる様に、そして見た目も
改善して行く治療方法です。 歯科治療において、最終的に必ず必要となる治療です。
この治療(設計を含め)の良し悪しが、その後の患者さんのQOL(生活の質)を非常に左右
します。では、どうやっていくつもの選択肢の中から最適な治療法を決めるのでしょうか。
補綴治療と一口に言っても、治療総額は3万円から400万円とまさにぴんきりです。
ある人は、少々値が張ったとしても、何十年も使える補綴物を選ぶかもしれません。
一方、多少質が落ちても安いものを選ぶ、という患者さんもいます。
医療費にかけられる金額や、そもそも美味しく食べられることや、
補綴物のフィット感などというものにそれなりの対価を支払う価値のあるものであるのか。
と、いったことはまさに各人の価値観によって答えは変わってくるものと思います。
一概にどの選択肢が最も優れている、と頭から決め付けることはいたしません。
患者さんの価値観を尊重し、より良い医療を提供する事が私の仕事です。
山田歯科医院では、いくつかの選択肢をまず提示し、対話を重ねながら
患者さんのニーズを最も満たす最適な治療法を決定します。
知らないうちに高額の治療費を請求される、などということは一切ありません。
費用や治療期間など納得のいくまでご質問ください。
補綴治療においては、どのような素材を使用するのかと、いう点は治療の善し悪しを決める
重要な要素の一つです。(例えば、金なのか、銀なのか、セラミックなのか、など)
安い(悪い)材料を使うと、どうしても歯につけるときのフィット感が悪かったり、
金属の味がして食事がおいしく感じられなかったり、虫歯になりやすかったりします。
安い、あるいは悪い材料と書くと語弊があるかもしれませんので補足しますが、
保険治療の場合、ある治療法に対してはこの材料を使いなさいという規定があります。
一方、自費治療の場合は材料や設計に制限がありません。
以前、「料理の鉄人」なる番組が流行りました。例えるなら、保険治療とは
フランス料理人に1,000円の予算内でフルコースを作れと命じるようなものです。
最高の技術を持つシェフであっても、予算の上限や使える材料に制限があれば
料理のクオリティにも少なからず影響があることは言うまでもありません。
歯科医師の仕事もフランス料理のシェフも「素材の良し悪し」は等しく重要なのです。
また、耐用年数という観点から考えると、悪い材料を使用した補綴物は確かに治療費は安いのですが、なんだかんだですぐ壊れたりと、何かとメンテナンスが必要になる場合が多く、
再び治療をやり直すはめになったりして、結局は治療費も高くつくこともままあります。
一級の食材を一流の寿司職人が握ると美味しいお寿司になるように、丈夫で長持ち、そしてきちっと歯にフィットする補綴物をつくるためには、歯科医師にも良い素材を活かす「腕」が
必要となります。そして、山田歯科医院はこの「腕」に絶対の自信を持っております。

歯の一部が欠けた時